水田土壌の生物的鉄酸化機構の解明に向けた
新奇微好気性鉄酸化菌に関する研究

渡邉 健史
(名古屋大学大学院 生命農学研究科 生物機構・機能科学専攻 助教)

2013年8月7日水曜日

論文の掲載

論文掲載、本の宣伝です。
 
今回の助成に関係する先行研究の成果が日本土壌肥料学会の英文誌であるSoil Science and Plant Nutritionに掲載されました。

Takeshi Watanabe, Hiroaki Sumida, Nhut Minh Do, Katsuya Yano, Susumu Asakawa, Makoto Kimura (2013)

Bacterial consortia in iron-deposited colonies formed on paddy soil surface under microaerobic conditions. 

Soil Sci. Plant Nutr., 59, 337-346.

http://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00380768.2013.791807#.UgJRboX80lI 

この論文では、
還元状態の水田土壌を微好気的に培養すると、酸化鉄が沈着した微生物のコロニーが形成されることを発見し、そのコロニーの微生物相の解析すると、微好気性の鉄酸化細菌に系統的に近い配列が主に得られた、
ということを報告しています。

この結果が軸となって、今回の研究テーマに繋がっています。
現在は、そこからさらに展開しているところですが、まだまだ報告できるレベルではありません。
試行錯誤しながらがんばっていきます。


本論文について興味のある方は、お気軽にお問い合わせを。


また、今回の助成とは関係ありませんが、
養賢堂より、「土壌微生物実験法 第3版」が出版されました。
第3版では、1997年に出版された「新編 土壌微生物実験法」には掲載されていない、近年確立した解析法が多く載っています。
私も微力ながら一部、第3版の執筆に携わりましたので、ご興味がある方はこちらもぜひご覧ください。




 

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